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季節の変わり目に要注意!仕事がしんどい時は自律神経を整えると良いかも。

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「体が重くて、朝起きられない…」
「めまいや頭痛がずっと治らない…」

こんな風に原因不明の体調不良が続くのは、もしかすると自律神経の乱れが原因かもしれません。

特に季節の変わり目は自律神経が乱れやすく、このタイミングで体調を崩す人が多くいます。体のしんどさが長引けば仕事にも支障が出てしまうため、早めに対策を打つ必要があるでしょう。

そこで今回は、効果的な自律神経の整え方を6つ紹介していきます。
シャキッと体を整えて元気に仕事をしたいみなさんは、ぜひ参考にしてくださいね。

 

季節の変わり目に自律神経が乱れる理由


普段は体に何の問題がない健康体の人であっても、季節の変わり目はどうしても体調を崩しやすくなってしまうもの。
これは「気象病」とも呼ばれ、低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わることや、寒暖差が激しいことが原因だとされています。

自律神経には、身体を活発に動かす「交感神経」と、リラックスモードに切り替える「副交感神経」があり、普段はこの2つの神経がバランスをとりながら体の調子を整えています。
しかし季節の変わり目に気圧や天気の変化が目まぐるしく起こると、この2つのバランスが上手く保てず、結果として体調が崩れてしまうのです。

「台風の時期になると、毎年体調が悪い」と訴えかける人もいるほど、気圧や天気は私たちの体に大きな影響を及ぼします。そのため季節の変わり目は特に、注意して体をケアしてあげる必要があるのです。

 

自律神経を整える6つの方法

1.朝食をしっかりとる

会社員のみなさん、忙しいからといって朝食を抜いていませんか?

朝はギリギリまでベッドの中で寝ていたいという気持ちはわかりますが、朝食を抜くことは自律神経の乱れにも繋がります。

人間の体は、朝起きて胃に食べ物を入れることでスイッチが入る構造。つまり朝起きて何も食べず仕事に取りかかるのは、体がまだ寝た状態なのに無理やり叩き起こしているようなもの。
最大限のパフォーマンスを発揮するためにも、朝食はしっかり食べることが重要です。

ただ、忙しくて朝の時間に余裕がない人もいると思いますので、そんな人はトーストやおにぎりなど簡単なものを口にするだけでも十分でしょう。

 

2.お風呂にゆっくり浸かる

夜ベッドに入ってもなかなか寝つけない人は、仕事が終わったにもかかわらずまだ体が興奮状態のままなのかもしれません。

寝つきが悪くて苦労している人は、寝る前にお風呂にゆっくり浸かってみてください。体がリラックスモードに入り、夜ぐっすり眠れるようになります。

一人暮らしや忙しい会社員の場合、お湯を沸かすのが面倒で湯船には浸からずシャワーだけで済ませてしまう人も多いかもしれません。
ただ残念ながらシャワーだけでは体のオンオフを切り替えるのは難しく、自律神経の乱れを整えることはできないのです。

お湯の温度は、39℃から41度の少し熱めがおすすめ。あまり長く入りすぎるとのぼせてしまうため、長くても15分ほどで上がるよう気をつけてください。

 

3.軽い運動をする

オフィスワークで座りっぱなしの人は、運動不足に陥っている可能性が高いです。運動不足は、血流を悪くし体のあちこちに支障をきたします。

会社の通勤以外に、意識的に運動はしていますか?もししていないのであれば、今日から少しずつ適度な運動を始めるようにしましょう。

ただ「仕事だけでもヘトヘトなのに、運動をする元気なんてない、」という人もいるかもしれません。そんな人はジムやランニングなどの激しい運動をする必要はなく、ヨガやストレッチなどの軽めの運動がおすすめです。

だるさや凝りを感じる部位をゆっくりと伸ばし、深呼吸をするだけでも十分。すぐに効果はみられないかもしれませんが、徐々に体の軽さを実感できるはずです。

 

4.朝から日光に浴びる

朝起きてすぐに日光を浴びることは、自律神経の働きを良くすることに繋がります。

人間の体内には「セロトニン」と呼ばれる物質が存在し、これは別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、自律神経含め心身の調子を整える役割があります。
このセロトニンは朝起きて日光を浴びることで活性化し、体内時計を適正にしてくれるのです。

長時間日光浴をする必要はなく、朝起きてすぐにカーテンを開け、数分間日の光を浴びるだけでOK。1日の始まりを爽やかに迎えるためにも、明日から日光浴は取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

5.睡眠の質を上げる

自律神経と睡眠の間には、密接な関係があります。興奮状態(交感神経優位)にある体が深い眠りにつくことで、リラックスモード(副交感神経優位)に切り替わり、体を十分に休ませることができるのです。

とは言え、ただ睡眠時間を長く取れば良いというわけではありません。睡眠の「質」にこだわることが重要です。

寝る直前までスマホをいじっていたり、テレビを見ていたりしていませんか?スマホやテレビは脳を刺激するため、寝る直前に使用すると体が興奮状態に陥り、熟睡することが難しくなります。

そのほか体に合わない寝具を使っていたり、室温が適正でなかったり、睡眠環境が悪くても睡眠の質を上げることはできません。自分の睡眠環境に問題はないのか、改めて見直してみると良いでしょう。

 

6.ストレスを溜めすぎない

ここまで5つの方法を紹介しましたが、特に大切なのが最後「ストレスを溜めすぎないこと」です。

忙しすぎる業務や問題のある職場環境は、知らず知らずのうちに体を傷つけます。
自分自身の行動を振り返り、上手くストレス発散できていないと感じるのであれば、定期的な息抜きを心がけましょう。

友人と食事に行ったり、少し奮発してご褒美を買ったり、自分を甘やかしてあげることは自律神経だけでなく心の健康にも重要です。
頑張りすぎず適度な息抜きを意識して、健やかな社会人ライフを送れるよう意識してみてくださいね。

 

規則正しい生活と心にゆとりを

「季節の変わり目がくると、体調が優れないなぁ」という人は、ここで紹介した6つの方法を試してみてください。

自律神経の乱れは悪化すると、仕事だけでなく日常生活にも悪影響があります。
あまりにも酷い場合は病院へ行くことをおすすめしますが、まずは自分で出来る限りの対策を講じることが大切です。

心も体も元気で生き生きとした生活を送るためにも、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

先生からのアドバイス

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