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夏風邪はなぜ引くの?長引く原因と治し方の​ポイントを知ろう!

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こんにちは。消化ライフ担当のアオイです。

皆さん、風邪の引き始めはどう対処していますか?私はネギいっぱいの鍋焼きうどんを食べて、お布団で汗をかきながら寝ます!こじらせると怖い病気、風邪。今日は、夏風邪の原因と治し方についてお話ししたいと思います。

季節によってウイルスが変わる?!

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「風邪」と一言で呼ばれるものでも、その原因となるウイルスは様々。例えば、春と秋に多いウイルスは、ライノウイルスと言います。症状は、鼻汁やくしゃみ。そして、冬に多いウイルスは、コロナウイルスやRSウイルス。また、皆さんもご存知のインフルエンザウイルスです。症状は鼻汁やくしゃみ、声がかれる、発熱、頭痛、筋肉痛、全体倦怠感などです。インフルエンザは症状が激しいので、すぐに分かりますよね。

夏風邪の主な原因

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では今の季節、夏に多いウイルスといえば、アデノウイルス、エンテロウイルス、コクサッキーウイルスの3つになります。このようなウイルスが原因となり、夏風邪を引くのです。皆さんは「なんだか、夏にひいた風邪は治りにくいなぁ・・・」と感じたことがあるのではないでしょうか。

そうです、実は夏の風邪は、冬の風邪よりも長引いてしまうのです!

【夏風邪が長引く理由】
①夏場は、睡眠不足や暑さにより通常よりも体力や免疫力が落ちた状態。
②その場合、お腹で増殖した夏の風邪のウイルスの排出が遅くなる。
③排出が遅いため、症状が長引く。
④また、夏風邪のウイルスには抗生物質が効かない。

なんとなくイメージできたでしょうか。

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「夏は体が弱って、特効薬も無く治りにくい」という感じですね。夏に風邪を引いた時、クーラーを使うと更に喉が痛くなったり体が冷えるのが本当に辛いですよね~。

次に、夏風邪の治し方を見ていきましょう。

夏風邪にも熱中症にも

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出典:経口補水液OS-1 オーエスワンシリーズ
だるい夏風邪にも、熱中症にも効く飲み物といえば、「経口補水液 OS-1」。ポカリスエットのような甘さや清涼感はありませんが、医療の現場で活用されています。水分をしっかり取って、風邪の脱水症状を避けましょう。たくさん買って置いておけば、いざという時に安心です。

体に優しい卵料理

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風邪を引いた時は食欲が低下してしまいます。そんな時は、刺激の少ない優しい食事を心がけましょう。私は、風邪の時は親子丼、卵豆腐、茶碗蒸しのどれかを食べます。親子丼なら鶏肉と卵、冷凍ご飯があれば完成。親子丼の具が余ったら、翌日はうどんの具に出来ます。市販の卵豆腐や茶碗蒸しはパックから出せばすぐに食べられるので、とても便利。温かい茶碗蒸しを食べれば、体がポカポカに。夏場は冷やして食べると、のど越しが良いですよね。胡麻豆腐もすぐに食卓に出せるので、冷蔵庫に常備しています。

免疫低下は風邪の原因!

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実は、私も毎月風邪を引いていた時期がありました。親元を離れ、ひとり暮らしをしていた頃。節約するために、炭水化物のうどんばかり食べていました。毎月病院で点滴を打ってもらい、仕事を休んで遊びの予定をキャンセルした悲しい思い出があります・・・。なぜそんなに風邪を引いてたかというと、こんな事が原因として考えられました。

①不規則でバランスの悪い食生活
②夏は暑く、冬は寒い部屋
③ストレスの多い職場

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今思うと、体に必要なたんぱく質やビタミン不足だったのでしょう。また、ストレスによって免疫力が低下し、風邪を引きやすかったのだと思います。節約することも大事ですが、もっと大事なのは自分の体をいたわることですよね。その後、実家に戻り食生活を改善したところ、風邪は引かなくなりました。その時の上司に「グレープフルーツを食べなさい!」と言われたのを今でも覚えています。懐かしいなぁ。

まず腸内環境を整えよう

手洗いやうがいで夏風邪を予防することは皆さんもご存知かと思います。私がおすすめしたいのは、ウイルスに負けない免疫力を高めること。

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免疫力を高めるには、腸内環境を整えることがポイントになります。免疫力と腸内環境は常に連動しているからです。

腸内に善玉菌を増やして、夏風邪に打ち勝ちましょう。

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【善玉菌の4つの効果】
①免疫力が高まる
②消化吸収される
③ビタミンが合成される
④腸管運動が促進される

善玉菌を増やすヨーグルト

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この夏は、善玉菌を増やすためヨーグルトを食べることから始めてみましょう。もし、ヨーグルトに飽きてしまったら、お好みのフルーツと合わせてはいかがでしょうか。こんなフルーツが風邪に良いとされています。

風邪の予防やひきはじめには、ミカンなどのカンキツ類や、イチゴ、キウイ、甘柿、パパイヤなど、ビタミンCをたくさん含んだフルーツが効果的です。

風邪をひいてしまったときも、フルーツが回復を助けてくれます。熱が出てしまったら、解熱効果のある和ナシやバナナ。胃腸が弱っていたら、消化の良いリンゴをすりおろして食べるとよいでしょう。リンゴに含まれる「ペクチン」が腸内で 乳酸菌を増やし、悪い菌を殺す働きを助けてくれます。また、バナナやブドウに含まれる良質な糖分は、吸収しやすく、風邪で弱った体力を回復させてくれます。

引用:東谷山フルーツパーク

他にも、食物繊維やがたっぷり入ったフルーツグラノーラをトッピングすれば、飽きずに食べられますよ。

さいごに

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自己免疫力を高めるのが何よりの対処法。皆さんもビタミンと水分をしっかり取って、暑い夏を健康に過ごしましょう。それでも「なんだかだるいな~」「調子が悪いな~」と感じたら病院へ。

先生からのアドバイス

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